(PHP 4, PHP 5)
continue は、ループ構造において現在の繰り返しループ の残りの処理をスキップし、条件式を評価した後に 次の繰り返しの最初から実行を続けるために使用されます、
注意: PHP では、continue の動作に関しては switch 文がループ構造とみなされるということに注意しましょう。
continueでは、オプションの引数で 処理をスキップするループ構造のレベルの数を指定できます。 デフォルト値は 1 で、 これは現在のループの終了地点までスキップします。
<?php
while (list($key, $value) = each($arr)) {
if (!($key % 2)) { // キーが偶数の組をスキップします
continue;
}
do_something_odd($value);
}
$i = 0;
while ($i++ < 5) {
echo "Outer<br />\n";
while (1) {
echo "Middle<br />\n";
while (1) {
echo "Inner<br />\n";
continue 3;
}
echo "This never gets output.<br />\n";
}
echo "Neither does this.<br />\n";
}
?>
continue の後のセミコロンを省略すると混乱を生じることがあります。 以下の例のようなことをしてはいけません。
<?php
for ($i = 0; $i < 5; ++$i) {
if ($i == 2)
continue
print "$i\n";
}
?>
これは、以下のような結果になることを期待していたのでしょう。
0 1 3 4
しかし、このスクリプトの出力は以下のようになります。
2
continue print "$i\n"; は全体でひとつの式として評価されるので、 print がコールされるのは $i == 2 が true のときだけです (print の返り値が continue への数値引数として渡されます)。
バージョン | 説明 |
---|---|
5.4.0 | continue 0; が使えなくなりました。今までのバージョンでは、これは continue 1; と同じ意味に解釈されていました。 |
5.4.0 | 数値引数の部分に変数を渡すこと (例: $num = 2; continue $num;) ができなくなりました。 |