(PHP 4 >= 4.0.6, PHP 5)
array_filter — コールバック関数を使用して、配列の要素をフィルタリングする
callback
関数によりフィルタ処理が行われた input
の全ての要素を含む配列を返します。
callback
関数が true を返した場合、
input
の現在の値が結果の配列に入ります。
input
が連想配列の場合、
キーは保存されます。
input
処理する配列。
callback
使用するコールバック関数。
コールバック関数が与えられなかった場合、
input
のエントリの中で FALSE
と等しいもの
(boolean
への変換 を参照ください) がすべて削除されます。
フィルタリングされた結果の配列を返します。
例1 array_filter() の例
<?php
function odd($var)
{
// 渡された整数が奇数かどうかを返します
return($var & 1);
}
function even($var)
{
// 渡された整数が偶数かどうかを返します
return(!($var & 1));
}
$array1 = array("a"=>1, "b"=>2, "c"=>3, "d"=>4, "e"=>5);
$array2 = array(6, 7, 8, 9, 10, 11, 12);
echo "Odd :\n";
print_r(array_filter($array1, "odd"));
echo "Even:\n";
print_r(array_filter($array2, "even"));
?>
上の例の出力は以下となります。
Odd : Array ( [a] => 1 [c] => 3 [e] => 5 ) Even: Array ( [0] => 6 [2] => 8 [4] => 10 [6] => 12 )
例2 callback
がない
array_filter()
<?php
$entry = array(
0 => 'foo',
1 => false,
2 => -1,
3 => null,
4 => ''
);
print_r(array_filter($entry));
?>
上の例の出力は以下となります。
Array ( [0] => foo [2] => -1 )
配列の内容がコールバック関数内で変更された場合 (たとえば要素が追加されたり削除されたりなど) のこの関数の挙動は未定義です。