(PECL maxdb >= 1.0)
maxdb_thread_id -- maxdb::thread_id — 現在の接続のスレッド ID を返す
手続き型
$link
)オブジェクト指向型
maxdb_thread_id() 関数は、現在の接続のスレッド ID を返します。 maxdb_kill() 関数を使用することで、 この接続を殺すことが可能です。接続を見失ったあとで maxdb_ping() を使用して再接続した場合には、 スレッド ID は別の値になります。そのため、スレッド ID は、必要になった時点でのみ取得すべきです。
注意:
スレッド ID は、接続ごとに割り当てられます。したがって、 接続が壊れてしまい改めて確立しなおした場合には、スレッド ID は別の値が割り当てられます。
maxdb_thread_id() は、 現在の接続のスレッド ID を返します。
例1 オブジェクト指向型
<?php
$maxdb = new maxdb("localhost", "MONA", "RED", "DEMODB");
/* 接続を調べます */
if (maxdb_connect_errno()) {
printf("接続に失敗しました: %s\n", maxdb_connect_error());
exit();
}
/* スレッド ID を調べます */
$thread_id = $maxdb->thread_id;
/* 接続を殺します */
$maxdb->kill($thread_id);
/* これは、エラーとなります */
if (!$maxdb->query("CREATE TABLE mycity LIKE hotel.city")) {
printf("エラー: %s\n", $maxdb->error);
exit;
}
/* 接続を閉じます */
$maxdb->close();
?>
例2 手続き型
<?php
$link = maxdb_connect("localhost", "MONA", "RED", "DEMODB");
/* 接続を調べます */
if (maxdb_connect_errno()) {
printf("接続に失敗しました: %s\n", maxdb_connect_error());
exit();
}
/* スレッド ID を調べます */
$thread_id = maxdb_thread_id($link);
/* 接続を殺します */
maxdb_kill($link, $thread_id);
/* これは、エラーとなります */
if (!maxdb_query($link, "CREATE TABLE mycity LIKE hotel.city")) {
printf("エラー: %s\n", maxdb_error($link));
exit;
}
/* 接続を閉じます */
maxdb_close($link);
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
Warning: maxdb_query(): -10821 Session not connected <...> エラー: Session not connected