(PHP 4 >= 4.2.0, PHP 5)
token_get_all — 指定したソースを PHP トークンに分割する
$source
)
token_get_all() は指定した文字列
source
をパースし、Zend engine の
字句解析スキャナにより PHP 言語のトークンに分割します。
パーサトークンの一覧を得るには、パーサトークンの一覧 を参照するか、 あるいは token_name() でトークン値を文字列表現に 変換します。
source
パースする PHP ソース。
トークン ID の配列を返します。配列の各要素には、1 文字単位の文字列 (例: ;、.、 >、! など...)、 またはトークンのインデックスを 0 番目の要素、トークンの文字列表現を 1 番目の要素、 行番号を 2 番目の要素とする配列が含まれます。
例1 token_get_all() の例
<?php
$tokens = token_get_all('<?php echo; ?>'); /* => array(
array(T_OPEN_TAG, '<?php'),
array(T_ECHO, 'echo'),
';',
array(T_CLOSE_TAG, '?>') ); */
/* 以下の例では、文字列が T_COMMENT (PHP <5 では T_ML_COMMENT)
ではなく T_INLINE_HTML とパースされていることに注意しましょう。
これは、指定した "code" の中に開始タグ/終了タグが含まれていないからです。
通常のファイルで、コメントを <?php ?> タグの外部に書いた場合にも同じようになります。 */
$tokens = token_get_all('/* comment */'); // => array(array(T_INLINE_HTML, '/* comment */'));
?>
バージョン | 説明 |
---|---|
5.2.2 | 2 番目の要素として行番号を返すようになりました。 |