PHP はファイルを解析して開始タグと終了タグ (<?php と ?>) を探します。 タグが見つかると、PHP はコードの実行を開始したり終了したりします。 このような仕組みにより、PHP を他のあらゆる形式のドキュメント中に 埋め込むことができるのです。つまり、開始タグと終了タグで囲まれている 箇所以外のすべての部分は、PHP パーサに無視されます。
PHP では、短い形式のタグ <? および ?> も使えます (しかしこれはおすすめしません。というのも、この形式のタグは php.ini で short_open_tag を有効にするか --enable-short-tags オプションつきで PHP を configure した場合でないと使えないからです)。
ファイル全体が純粋な PHP コードである場合は、ファイルの最後の終了タグは省略するのがおすすめです。 終了タグの後に余分な空白や改行があると、予期せぬ挙動を引き起こす場合があるからです。 余分な空白や改行のせいで PHP が出力バッファリングを開始し、その時点の内容を意図せず出力してしまうことになります。
<?php
echo "みなさん、こんにちは";
// ... いろんなコードたち
echo "最後のごあいさつ";
// PHP 終了タグを書かずに、ここでスクリプトを終わります。