(PECL memcache >= 0.4.0)
Memcache::pconnect — memcached サーバーへの持続的な接続をオープンする
Memcache::pconnect() は Memcache::connect() とほぼ同じですが、 確立する接続が持続的なものであるという点が違います。 この接続はスクリプトの実行が終了しても閉じられることはなく、 Memcache::close() 関数を使用することで閉じられます。 memcache_pconnect() 関数を使用することも可能です。
host
memcached が接続を待ち受けるホストを指定します。
このパラメータには別のトランスポート層を指定することもできます。たとえば
unix:///path/to/memcached.sock
のようにすると Unix ドメインソケットを使用できます。この場合、
port
は 0
を指定しなければなりません。
port
memcached が接続を待ち受けるポートを指定します。 Unix ドメインソケットを使用する場合は、このパラメータを 0 とします。
timeout
デーモンへの接続の際に使用する値 (秒単位) です。 デフォルト値を 1 秒でも変更する前には十分注意してください。 接続が遅くなってしまうと、 キャッシュ処理のメリットが なくなってしまいます。
Memcache オブジェクトを返します。
失敗した場合に FALSE
を返します。
例1 Memcache::pconnect() の例
<?php
/* 手続き型の API */
$memcache_obj = memcache_pconnect('memcache_host', 11211);
/* オブジェクト指向の API */
$memcache_obj = new Memcache;
$memcache_obj->pconnect('memcache_host', 11211);
?>