(PHP 5 >= 5.1.0, PECL pdo >= 0.2.0)
PDOStatement::getColumnMeta — 結果セットのカラムに対するメタデータを返す
$column
)この関数は、 実験的 なものです。この関数の動作・ 名前・その他ドキュメントに書かれている事項は、予告なく、将来的な PHP のリリースにおいて変更される可能性があります。 この関数は自己責任で使用してください。
結果セットの 0 から始まるカラムに対するメタデータを連想配列で取得します。
PDO ドライバの全てが PDOStatement::getColumnMeta(). をサポートしているわけではありません。
column
結果セットの 0 から始まるカラムを指定します。
1つのカラムについてのメタデータに相当する次の値を含んだ連想配列を返します。
名前 | 値 |
---|---|
native_type | カラム値を表現するために使用される PHP のネイティブ型 |
driver:decl_type | データベースにおけるカラム値を表現するために使用される SQL 型。 もし、結果セットのカラムが関数から返される場合、 この値は PDOStatement::getColumnMeta(). よって返されません。 |
flags | このカラムにセットされているあらゆるフラグ |
name | データベースによって返されるこのカラムの名前 |
table | データベースによって返されるこのカラムのテーブル名 |
len | カラム長。浮動小数点数以外の型については通常 -1 となる。 |
precision | カラムの数値精度。浮動小数点数以外の型については通常 0 となる。 |
pdo_type | PDO::PARAM_* 定数によって表現されるカラムの型 |
要求されたカラムが結果セットに存在しない、
もしくは結果セットが存在しない場合、FALSE
を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
5.2.3 | table フィールド |
例1 カラムのメタデータを取得する
以下の例は、PDO_SQLITE ドライバでの関数 (COUNT) によって生成された単一のカラムに対するメタデータの 取得結果を表示します。
<?php
$select = $DB->query('SELECT COUNT(*) FROM fruit');
$meta = $select->getColumnMeta(0);
var_dump($meta);
?>
上の例の出力は以下となります。
array(6) { ["native_type"]=> string(7) "integer" ["flags"]=> array(0) { } ["name"]=> string(8) "COUNT(*)" ["len"]=> int(-1) ["precision"]=> int(0) ["pdo_type"]=> int(2) }