(PHP 4 >= 4.1.0, PHP 5)
$_ENV -- $HTTP_ENV_VARS [非推奨] — 環境変数
環境変数として現在のスクリプトに渡された変数の連想配列です。
これらの変数は PHP パーサが実行されている環境から PHP のグローバル名前空間に取り込まれます。 その多くは、PHP が実行されているシェルに由来するものであり、 システムが違えばシェルも違ってくるため、確定的なリストを 得ることは不可能です。定義されている環境変数のリストについては 使用しているシェルのドキュメントをご覧ください。
CGI 変数を含むその他の環境変数も、 PHP がサーバーモジュールとして実行されているか CGI プロセッサとして 実行されているかに関わらずここに含まれます。
$HTTP_ENV_VARS は同じ情報を持っていますが、 これはスーパーグローバルではありません ($HTTP_ENV_VARS と $_ENV は違う変数であり、PHP はそれぞれ別に扱います)。
バージョン | 説明 |
---|---|
4.1.0 | $_ENV が導入され、 $HTTP_ENV_VARS は非推奨となりました。 |
例1 $_ENV の例
<?php
echo 'My username is ' .$_ENV["USER"] . '!';
?>
"bjori" がこのスクリプトを実行したとします。
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
My username is bjori!
注意:
これは 'スーパーグローバル' あるいは自動グローバル変数と呼ばれるものです。 スクリプト全体を通してすべてのスコープで使用することができます。 関数やメソッドの内部で使用する場合にも global $variable; とする必要はありません。