(PHP 4 >= 4.1.0, PHP 5)
DOTNET クラスにより、.Net アセンブリからクラスを生成して そのメソッドをコールしたりプロパティにアクセスしたりできるようになります。
$obj = new DOTNET("assembly", "classname")
$assembly_name
, string $class_name
[, int $codepage
] )
DOTNET クラスのコンストラクタです。
読み込むアセンブリ名を assembly_name
で指定し、アセンブリから生成するクラスを class_name
で指定します。unicode 文字列の変換に使用するため、オプションの
パラメータ codepage
を設定することができます。
コードページの詳細については COM クラスを
参照ください。
返されるオブジェクトはオーバーロードされています。つまり、通常の クラスのような固定されたメソッドは存在しないということです。 そのかわりに、プロパティやメソッドへのアクセスは COM を通じて DOTNET に渡されます。言い換えれば、.Net ランタイムが提供する 機能によって .Net オブジェクトが COM 連携用にマップされているという ことです。
DOTNET オブジェクトが作成されると、PHP はそれを他の COM オブジェクトと同等のものとして扱い、同様の規則が適用されます。
例1 DOTNET の例
<?php
$stack = new DOTNET("mscorlib", "System.Collections.Stack");
$stack->Push(".Net");
$stack->Push("Hello ");
echo $stack->Pop() . $stack->Pop();
?>
注意:
この機能を使用するには、Web サーバーに .Net ランタイムを インストールする必要があります。