(PECL eio >= 0.0.1dev)
eio_sync_file_range — ファイルセグメントをディスクに同期する
$fd
, int $offset
, int $nbytes
, int $flags
[, int $pri = EIO_PRI_DEFAULT
[, callable $callback = NULL
[, mixed $data = NULL
]]] )
eio_sync_file_range() は、ファイルディスクリプタ
fd が指すオープン中のファイルをディスクに同期します。
fdファイルディスクリプタ。
offset同期を開始する位置をバイト単位で指定する。
nbytes
同期させる範囲の長さをバイト単位で指定する。
nbytes がゼロの場合は、offset
からファイルの末尾までのすべての範囲を同期します。
flags
ビットマスク。以下のいずれかの値を含めます。
EIO_SYNC_FILE_RANGE_WAIT_BEFORE,
EIO_SYNC_FILE_RANGE_WRITE,
EIO_SYNC_FILE_RANGE_WAIT_AFTER.
これらのフラグは、それぞれ対応する
SYNC_FILE_RANGE_*
と同じ意味です (SYNC_FILE_RANGE(2) の man ページを参照ください)。
priリクエストの優先順位。EIO_PRI_DEFAULT、EIO_PRI_MIN、EIO_PRI_MAX あるいは NULL を指定します。
NULL を渡した場合、pri は内部的に
EIO_PRI_DEFAULT となります。
callback
callback 関数が、リクエスト終了時にコールされます。
この関数のプロトタイプは、
void callback(mixed $data, int $result[, resource $req]);
dataは、リクエストに渡すカスタムデータです。
resultにはリクエスト固有の結果が格納されます。基本的には、対応するシステムコールが返すそのままの値となります。
reqはオプションで指定するリクエストリソースです。 eio_get_last_error() のような関数で使えます。
data
callback に渡す任意の引数。
eio_sync_file_range()
は、成功した場合にリクエストリソースを返します。エラー時に FALSE を返します。