(PHP 4 >= 4.0.1, PHP 5)
fscanf — フォーマットに基づきファイルからの入力を処理する
関数fscanf() は sscanf()
に似ていますが、handle
が指すファイルから入力を取得し、
指定したフォーマット format
に基づき解釈を行います。
フォーマットについては sprintf() に解説されています。
フォーマット文字列におけるあらゆる空白は 入力ストリームのあらゆる空白にマッチします。 これはつまりフォーマット文字列の\t(タブ)すらも 入力ストリームの空白1個にマッチしてしまうことを意味します。
fscanf() をコールするたびに、ファイルから 1 行ずつ読み込みます。
この関数のパラメータが二つだけの場合、処理された値は配列として返されます。 他方、オプションのパラメータが指定された場合、 この関数は、代入された値の数を返します。 オプション引数は参照渡しとする必要があります。
バージョン | 説明 |
---|---|
4.3.0 | このバージョンまでは、ファイルから読み込む文字の最大数は512 (または最初に\nが現れるまで)でした。 これ以降では任意の長い行を読みスキャンすることができます。 |
例1 fscanf() の例
<?php
$handle = fopen("users.txt", "r");
while ($userinfo = fscanf($handle, "%s\t%s\t%s\n")) {
list ($name, $profession, $countrycode) = $userinfo;
//... これらの値を使用して何か行う
}
fclose($handle);
?>
例2 users.txt の内容
javier argonaut pe hiroshi sculptor jp robert slacker us luigi florist it