(PHP 4, PHP 5)
odbc_connect — データソースに接続する
$dsn
, string $user
, string $password
[, int $cursor_type
] )他の ODBC 関数を使用するには、 この関数が返す接続 ID が必要となります。 異なる db や異なる権限を使用する限り、 複数の接続を同時にオープンすることができます。
いくつかの ODBC ドライバでは、 複雑なストアド・プロシージャの実行時に次のようなエラーにより失敗する可能性があります。 "Cannot open a cursor on a stored procedure that has anything other than a single select statement in it" SQL_CUR_USE_ODBC を使用することにより、 このようなエラーを回避できる可能性があります。 また、いくつかのドライバは odbc_fetch_row() においてオプションの row_number パラメータをサポートしません。 この場合でも、SQL_CUR_USE_ODBC により解決できる可能性があります。
dsn
接続に使用するデータベースソース名。 あるいは、DSNではない接続文字列を使用することもできます。
user
ユーザー名。
password
パスワード。
cursor_type
この接続で使用するカーソルの型。 通常はこのパラメータは必要ありませんが、いくつかの ODBC ドライバの問題に対処する際には有用です。
次のような定数がカーソル型として定義されています。
ODBC 接続、またはエラーの場合に FALSE
を返します。
例1 DSN なしの接続
<?php
// Microsoft SQL Server using the SQL Native Client 10.0 ODBC Driver - allows connection to SQL 7, 2000, 2005 and 2008
$connection = odbc_connect("Driver={SQL Server Native Client 10.0};Server=$server;Database=$database;", $user, $password);
// Microsoft Access
$connection = odbc_connect("Driver={Microsoft Access Driver (*.mdb)};Dbq=$mdbFilename", $user, $password);
// Microsoft Excel
$excelFile = realpath('C:/ExcelData.xls');
$excelDir = dirname($excelFile);
$connection = odbc_connect("Driver={Microsoft Excel Driver (*.xls)};DriverId=790;Dbq=$excelFile;DefaultDir=$excelDir" , '', '');
?>