PostgreSQL 関数
PHP Manual

pg_delete

(PHP 4 >= 4.3.0, PHP 5)

pg_delete レコードを削除する

説明

mixed pg_delete ( resource $connection , string $table_name , array $assoc_array [, int $options = PGSQL_DML_EXEC ] )

pg_delete() は、assoc_array で指定したキーと値を用いてテーブルからレコードを削除します。 options が指定された場合、指定したオプションを つけて pg_convert()assoc_array に適用されます。

パラメータ

connection

PostgreSQL データベースの接続リソース。

table_name

行を削除するテーブルの名前。

assoc_array

そのキーが table_name テーブルのフィールド名、 値が削除したいフィールドの値となっている配列。

options

PGSQL_CONV_FORCE_NULLPGSQL_DML_NO_CONVPGSQL_DML_ESCAPEPGSQL_DML_EXECPGSQL_DML_ASYNC あるいは PGSQL_DML_STRING を組み合わせた数。 optionsPGSQL_DML_STRING が含まれている場合、クエリ文字列が返されます。 PGSQL_DML_NO_CONV あるいは PGSQL_DML_ESCAPE が設定されている場合は、内部的に pg_convert() を呼びません。

返り値

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。 optionsPGSQL_DML_STRING が渡された場合は文字列を返します。

例1 pg_delete() の例

<?php 
  $db 
pg_connect('dbname=foo');
  
// これは安全です。なぜなら $_POST は自動的に変換されるからです
  
$res pg_delete($db'post_log'$_POST);
  if (
$res) {
      echo 
"POST data is deleted: $res\n";
  } else {
      echo 
"User must have sent wrong inputs\n";
  }
?>

警告

この関数は、 実験的 なものです。この関数の動作・ 名前・その他ドキュメントに書かれている事項は、予告なく、将来的な PHP のリリースにおいて変更される可能性があります。 この関数は自己責任で使用してください。

変更履歴

バージョン 説明
5.6.0 実験的な関数ではなくなりました。定数 PGSQL_DML_ESCAPE が追加されました。 TRUE/FALSENULL をサポートするようになりました。
5.5.3/5.4.19 table_name に対する SQL インジェクション、そして識別子に対する間接的な SQL インジェクションの問題を修正しました。

参考


PostgreSQL 関数
PHP Manual