PostgreSQL 関数
PHP Manual

pg_put_line

(PHP 4 >= 4.0.3, PHP 5)

pg_put_lineNULL で終わる文字列を PostgreSQL バックエンドに送信する

説明

bool pg_put_line ([ resource $connection ], string $data )

pg_put_line() は、NULL で終わる文字列を PostgreSQL バックエンドサーバーに送信します。これは、PostgreSQL の COPY FROM コマンドとともに使用する場合に必要となります。

COPY は、PostgreSQL によってサポートされている 高速なデータ読み込みインターフェイスです。データの内容はパースされず、 一度のトランザクションで実行されます。

低レベルな pg_put_line() コマンドを用いない別の方法は、 pg_copy_from() を使用することです。これは、はるかに シンプルなインターフェイスです。

注意:

pg_end_copy() を実行する際には、送信データの最後に 明示的に "\." の 2 文字を送信する必要があります。これによって、 バックエンドに対してデータ送信の終了を通知します。

警告

pg_put_line() の使用は、pg_lo_read()pg_lo_tell() などを含むラージオブジェクトの操作を 発生させ、これが失敗することもあります。そのような場合、かわりに pg_copy_from() および pg_copy_to() が使用可能です。

パラメータ

connection

PostgreSQL データベース接続リソース。connection が指定されていない場合はデフォルトの接続が使用されます。 デフォルトの接続は、直近の pg_connect() あるいは pg_pconnect() によって作成されたものです。

data

PostgreSQL バックエンドに直接送信されるテキストデータ。 最後に NULL が自動的に付加されます。

返り値

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。

例1 pg_put_line() の例

<?php 
  $conn 
pg_pconnect("dbname=foo");
  
pg_query($conn"create table bar (a int4, b char(16), d float8)");
  
pg_query($conn"copy bar from stdin");
  
pg_put_line($conn"3\thello world\t4.5\n");
  
pg_put_line($conn"4\tgoodbye world\t7.11\n");
  
pg_put_line($conn"\\.\n");
  
pg_end_copy($conn);
?>

参考


PostgreSQL 関数
PHP Manual