エラー処理関数
PHP Manual

set_exception_handler

(PHP 5)

set_exception_handler ユーザー定義の例外ハンドラ関数を設定する

説明

callable set_exception_handler ( callable $exception_handler )

例外が try/catch ブロックの中でキャッチされなかった場合の デフォルトの例外ハンドラを設定します。 例外は、exception_handler がコールされた後に 停止します。

パラメータ

exception_handler

キャッチされない例外が発生した際にコールされる関数の名前。 このハンドラ関数は、パラメータをひとつとる必要があります。 このパラメータは、スローされた例外オブジェクトとなります。 ハンドラのシグネチャは、次のようになります。

void handler ( Exception $ex )

注意:

NULL を渡すと、このハンドラをデフォルトの状態に戻せます。

返り値

前に定義された例外ハンドラの名前、またはエラー発生時に NULL を返します。 前にハンドラが定義されていない場合にも NULL が返されます。

変更履歴

バージョン 説明
5.5.0 これより前のバージョンでは、NULL を渡した場合の返り値が TRUE でした。 PHP 5.5.0 以降は、以前に設定されていたハンドラを返すようになります。

例1 set_exception_handler() の例

<?php
function exception_handler($exception) {
  echo 
"Uncaught exception: " $exception->getMessage(), "\n";
}

set_exception_handler('exception_handler');

throw new 
Exception('Uncaught Exception');
echo 
"Not Executed\n";
?>

参考


エラー処理関数
PHP Manual