導入

導入 – Gtk2_Scrollinglabel の使用法

説明

Gtk2_ScrollingLabel は疑似ウィジェットを作成するクラスで、 ラベル内のテキストを簡単にスクロールさせることができます。 スクロール方法として「左から右へ」「右から左へ」「端から端へ行ったりきたり」 のいずれかが設定できます。スクロールの速度ももちろん設定可能です。 ユーザがそのラベル上のマウスを持ってきた際にテキストを停止させ、 マウスが離れたときにスクロールを再開するといったことを行うための組み込みメソッドもあります。

Gtk2_ScrollingLabel の使用法は簡単です。 必要なのは、クラスのインスタンスを作成してウィンドウに追加し、 スクロールを開始することだけです。以下の例を参照ください。

シンプルな設定

<?php
// Gtk2_ScrollingLabel のインスタンスを作成します
require_once 'Gtk2/ScrollingLabel.php';
$sLabel = new Gtk2_ScrollingLabel('Scrolling Labels Rule!');

// GtkWindow を作成し、ラベルを追加します
$gWin = new GtkWindow;
$gWin->connect_simple('destroy', array('Gtk''main_quit'));
$gWin->add($sLabel->getWidget());

// 表示します
$gwin->show_all();

// ラベルのスクロールを開始し、メインループに突入します
$sLabel->startScroll();
gtk::main();
?>