HTTP_Upload では、アップロードされたファイルの 拡張情報を getProp() メソッドで取得可能です。
mixed HTTP_Upload_File::getProp
(
[name]
)
name
に何も指定しなかった場合は、このメソッドは
アップロードされたファイルに関するすべての情報を含む配列を返します。
それ以外の場合は、指定したパラメータの値を文字列で返します。
とりうる値の内容は $_FILES
配列によって決まりますが、HTTP_Upload 用にカスタマイズされています。
以下に、プロパティをまとめます。
'name'
: アップロードされたファイル名。
'tmp_name'
: アップロードされたファイルの一時的な名前 (PHP が設定します)。
'form_name'
: ファイルをアップロードした HTML フォームの名前。
'type'
: ファイルの Mime 型。
'size'
: ファイルの大きさ。
'error'
: アップロード時にエラーが発生した場合は、
エラーの種類を表す文字列がここに含まれます。
errorCode() メソッドを使用すると、
このプロパティに対応するエラーメッセージを取得できます。
getProp() 経由での拡張情報
<?php
require_once "HTTP/Upload.php";
$upload = new HTTP_Upload("en");
$file = $upload->getFiles("f");
if ($file->isValid()) {
echo "<pre>";
print_r($file->getProp());
echo "</pre>";
printf("アップロードされたファイルの拡張子は %s です。", $file->getProp("ext"));
}
?>