導入

導入 – Structures_DataGrid で何ができるのか?

説明

Structures_DataGrid は、 データセットをテーブル構造の出力フォーマットで表現するためのパッケージです。 対応しているフォーマットとしては、(X)HTMLXMLXUL、Excel の .xls 形式のスプレッドシート、CSV あるいはコンソールのテーブルなどがあります。

入力データの書式は、データストレージ層が何であるかに依存しません。つまり データベースから抽出したデータであろうとプレーンテキストから取得したデータであろうと、 あるいはウェブサービスのコールによって取得したデータであろうと同じように扱えます。 データのソートやページ処理が可能で、HTML 出力時には テーブルの各セルの見栄えを変えることもできます。これには CSS を使用します。

はじめの一歩

まず最初に、データソースを用意しなければなりません。一般的には、 MySQL のようなデータベース、あるいは XML ドキュメントを使用することになるでしょう。 このデータソースをデータグリッドにバインドするのは簡単で、三通りの方法があります。 まず最初の方法は、データを二次元の配列形式で取得し、それを bind メソッドに渡すことです。 二番目の方法は、配列に変換されていないレコードセットをバインドする方法です。 DB_DataObject オブジェクトや DB_Result オブジェクトが使用できます。 この方法を使用するには、DataSource オブジェクトを作成して bindDataSource メソッドを使用します。三番めの方法は、 レコードセットをループしつつ各レコードを個別に追加していくものです。 これは、最も非効率的な方法です。

データグリッドを DB_DataObject のような オブジェクト形式のデータソースにバインドした場合は、 オブジェクトからデータを取得する必要はありません。DataGrid が自動的にデータ取得の処理を行います。

結果の表示

データグリッドにレコードの内容を投入したら、 さまざまな方法でそれを表示させることができます。 データを並べ替えたり、1 ページに表示されるデータ件数を制限したり、 データの表示フォーマットを選択したりすることが可能です。 データグリッドの内容は、HTML 以外にも多くのフォーマットで表示することができます。