コンピュート ノードにおいて、Networking のコンポーネントを設定します。
Linux ブリッジエージェントは、プライベートネットワーク向けの VXLAN トンネルなどの、インスタンス用の L2 (ブリッジおよびスイッチ) 仮想ネットワークインフラを構築して、セキュリティーグループを処理します。
/etc/neutron/plugins/ml2/linuxbridge_agent.ini ファイルを編集し、以下の作業をすべて行います。
[linux_bridge] セクションにおいて、仮想パブリックネットワークを物理パブリックネットワークのインターフェースに対応付けます。
[linux_bridge]
physical_interface_mappings = public:PUBLIC_INTERFACE_NAME
PUBLIC_INTERFACE_NAME を物理パブリックネットワークのインターフェース名で置き換えます。
[vxlan] セクションにおいて、VXLAN オーバーレイネットワークを有効にし、オーバーレイネットワークを処理する物理ネットワークインターフェースの IP アドレスを設定し、layer-2 population を有効にします。
[vxlan]
enable_vxlan = True
local_ip = OVERLAY_INTERFACE_IP_ADDRESS
l2_population = True
OVERLAY_INTERFACE_IP_ADDRESS を、オーバーレイネットワークを処理するベースの物理ネットワークインターフェースの IP アドレスで置き換えます。サンプルアーキテクチャーでは、他のノードへのトラフィックをトンネリングするのに管理インターフェースを使用します。したがって、 OVERLAY_INTERFACE_IP_ADDRESS を各ノードの管理用の IP アドレスで置き換えます。
[agent] セクションにおいて、ARP スプーフィングの保護を有効にします。
[agent]
...
prevent_arp_spoofing = True
[securitygroup] セクションで、セキュリティグループを有効にし、 Linux ブリッジ iptables ファイアウォールドライバーを設定します。
[securitygroup]
...
enable_security_group = True
firewall_driver = neutron.agent.linux.iptables_firewall.IptablesFirewallDriver
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