POSIX 正規表現関数
PHP Manual

eregi

(PHP 4, PHP 5)

eregi大文字小文字を区別せずに正規表現によるマッチングを行う

説明

int eregi ( string $pattern , string $string [, array &$regs ] )

この関数は、アルファベット文字をマッチングさせる際に 大文字小文字の区別をしないこと以外は ereg() と同じです。

警告

この関数は PHP 5.3.0 で 非推奨となりました。 この機能を使用しないことを強く推奨します。

パラメータ

pattern

大文字小文字を区別しない正規表現。

string

入力文字列。

regs

pattern の括弧でくくられた部分文字列に マッチし、かつこの関数が 3 番目の引数 regs を 指定してコールされた場合、マッチした部分が配列 regs に格納されます。

$regs[1] は最初の左括弧が始まる部分文字列を保持、 $regs[2] は二番目の左括弧が始まる部分文字列を保持、 といったようになっています。$regs[0] は マッチした文字列全体のコピーを保持しています。

返り値

string の中で pattern がマッチした場合にはマッチした文字列の長さを返し、マッチしなかった場合 またはエラーとなった場合は FALSE を返します。

オプションのパラメータ regs が渡されなかったり マッチした文字列の長さが 0 だったりした場合は、この関数は 1 を返します。

例1 eregi() の例

<?php
$string 
'XYZ';
if (
eregi('z'$string)) {
    echo 
"'$string' は、'z' または 'Z' を含んでいます!";
}
?>

注意

注意:

PHP 5.3.0 以降、 regex 拡張モジュールは非推奨となりました。かわりに PCRE 拡張モジュール を使うことが推奨されています。 この関数をコールすると E_DEPRECATED が発生します。 PCRE への変換についてのヘルプは 相違点の一覧 を参照ください。

ヒント

eregi() は PHP 5.3.0 以降で非推奨になりました。この関数のかわりに preg_match()i (PCRE_CASELESS) 修飾子 を使うことを推奨します。

参考


POSIX 正規表現関数
PHP Manual