Linux
- ビデオの表示に X11 を使い、全画面表示の場合は
Xfree86 DGA(Direct Graphics Access) 拡張と
新しい MTRR(Memory Type Range Registers) アクセラレーションが
利点が生かせます。
- サウンドには OSS(Open Sound System) API を使います。
- スレッドは clone() システムコールと SysV IPC か、
あるいは glibc-2.1 の pthreads を使います。
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Tip:
SDL ドライバインターフェースの隠れた部分を SDL_GetWMInfo() 関数を
使って取得することができます。
これによってウィンドウの装飾を取り除いたり、
プログラム上からあなたのウィンドウをアイコン化することができます。 |
Win32
- バージョンが 2 種類あります。
Win32 API 上で動く全てのシステムで安全なバージョンと、
DirectX API 上で動くハイパフォーマンスのバージョンです。
- 安全なバージョンはビデオ表示に GDI を使います。
ハイパフォーマンスのバージョンはビデオ表示に DirectDraw を
使い、ハードウェアアクセラレーションの利点を生かします。
- 安全なバージョンはサウンドに waveOut API を使います。
ハイパフォーマンスのバージョンはオーディオ再生に DirectSound を
使います。
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Tip:
Windows メッセージキューを吸い出し、アプリケーションのレスポンスを
維持するために、メインスレッドから定期的に SDL イベント関数を
呼ばなければいけません。 |
BeOS
- ビデオ表示には BWindow が使われます。
- サウンドには BSoundPlayer API が使われます。
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Tip:
Linux と BeOS は SDL_INIT_EVENTTHREAD フラグをサポートしており、
SDL_Init() に渡されたときにイベントループが他のスレッドで
非同期に動くよう要求します。
アプリケーションが busy 状態のときでもレスポンスを返す
カラーカーソルに有効です。 |
非公式の移植、移植作業中
- Solaris, IRIX, FreeBSD
- MacOS
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