String 関数
PHP Manual

trim

(PHP 4, PHP 5)

trim 文字列の先頭および末尾にあるホワイトスペースを取り除く

説明

string trim ( string $str [, string $character_mask = " \t\n\r\0\x0B" ] )

この関数は str の最初および最後から空白文字を取り除き、 取り除かれた文字列を返します。2番目のパラメータを指定しない場合、 trim()は以下の文字を削除します。

パラメータ

str

ホワイトスペースを取り除く string

character_mask

character_maskパラメータにより、削除する 文字を指定することも可能です。削除したい全ての文字をリストに してください。..を文字の範囲を指定する際に 使用可能です。

返り値

ホワイトスペースを取り除いた文字列

変更履歴

バージョン 説明
4.1.0 character_mask オプションパラメータが追加されました

例1 trim()の使用例

<?php

$text   
"\t\tThese are a few words :) ...  ";
$binary "\x09Example string\x0A";
$hello  "Hello World";
var_dump($text$binary$hello);

print 
"\n";

$trimmed trim($text);
var_dump($trimmed);

$trimmed trim($text" \t.");
var_dump($trimmed);

$trimmed trim($hello"Hdle");
var_dump($trimmed);

$trimmed trim($hello'HdWr');
var_dump($trimmed);

// ASCII 制御文字 (0 から 31 まで) を
// $binary の先頭および末尾から取り除きます
$clean trim($binary"\x00..\x1F");
var_dump($clean);

?>

上の例の出力は以下となります。

string(32) "        These are a few words :) ...  "
string(16) "    Example string
"
string(11) "Hello World"

string(28) "These are a few words :) ..."
string(24) "These are a few words :)"
string(5) "o Wor"
string(9) "ello Worl"
string(14) "Example string"

例2 trim() を用いて配列の値をトリミングする

<?php
function trim_value(&$value)
{
    
$value trim($value); 
}

$fruit = array('apple','banana '' cranberry ');
var_dump($fruit);

array_walk($fruit'trim_value');
var_dump($fruit);

?>

上の例の出力は以下となります。

array(3) {
  [0]=>
  string(5) "apple"
  [1]=>
  string(7) "banana "
  [2]=>
  string(11) " cranberry "
}
array(3) {
  [0]=>
  string(5) "apple"
  [1]=>
  string(6) "banana"
  [2]=>
  string(9) "cranberry"
}

注意

注意: わかるかな?: 途中の文字が取り除かれる

trim()string の先頭と末尾から文字を取り除くので、 文字列の途中にある文字がを取り除かれたり (あるいは取り除かれなかったり) すると少し戸惑うことでしょう。 trim('abc', 'bad') は 'a' と 'b' を両方取り除きます。 なぜなら、まず 'a' を取り除いた時点で 'b' が先頭の文字となり、それも取り除く対象だからです。 したがって、この処理は正しく動きます。一方、 trim('abc', 'b') は動かないでしょう。

参考


String 関数
PHP Manual