Typesafe Activator は activator ui と activator new という
2つのコマンドを追加するカスタム版の sbt だ。
つまり、activator は sbt のスーパーセットであると言える。
Activator は typesafe.com で入手できる。
このガイドで sbt ~test というようなコマンドラインがあれば、
activator ~test と打ち込めばそのまま動作するはずだ。
Activator の「中の人」は sbt なので、全ての
Activator プロジェクトは sbt で開くことができ、そのまた逆も成り立つ。
Activator をダウンロードすると activator スクリプトと
activator-launch.jar が含まれている。これは手動インストールで
解説されている sbt スクリプトと sbt launcher JAR に相当する。
以下が sbt の手動インストールとの違いだ:
activator と入力すると activator shell モードか
activator ui モードに入るかを推論する。
コマンドラインプロンプトを強制したい場合は activator shell と入力する。
activator new を使うことで豊富な
テンプレートのカタログを元にプロジェクトを新規作成することができる。
例えば、play-scala テンプレートを使うと Scala の Play Framework アプリを作れる。
activator ui は、クイックスタート UI を起動する。
これを使ってテンプレート付属のチュートリアルを読みながら作業できる
(カタログ内の多くのテンプレートにはチュートリアルが付属している)。
Activator には、起動スクリプトと起動JAR のみのミニマル版ダウンロードと、 Scala、Akka、そして Play Framework の JAR がすぐに使えるよう Ivy リポジトリを含む完全版ダウンロードの 2 種類がある。